コラム

2.1億元の賠償金請求!?ブルース・リーの娘が飲食チェーン店「真功夫」を提訴したがついに開廷

 8月25日、飲食チェーン店「真功夫」が起訴された件について、上海市の第二中級人民裁判所で審議が行われた。


 2019年12月に、ブルース・リーの娘、シャノン・リーさんが飲食チェーン店「真功夫」(広東省広州市)に損害賠償を求めて、裁判所に提訴した。訴訟で請求するのは、約3000万ドルの賠償に加え、キャラクターの使用停止と、ブルース・リーとは無関係という内容の広告を新聞などで90日間にわたり掲載することだという。


図(出所:https://s.r.sn.cn/nxhtmF)


 これに対し、真功夫側は以前にも商標権侵害だとして訴えられたことがあることを明かしつつも、「これまで一度も撤回すべきとの判断は下されなかった。何年もたってからの訴訟に困惑している」とコメントした。現在は応訴に向けた準備を進めているという。


 それから約3年、この案件はようやく審議が始まった。訴訟内容については、真功夫社の使用が肖像権侵害に該当するかどうかである。「肖像権は法的権利で、人格権の一部としての肖像権と、財産権としての肖像権がある。他人の肖像を商業的に利用するには関係者の同意が必要で、それ以外は肖像権侵害を構成する」とされた。


 真功夫が使用する問題のキャラクターは、からだにタイトな黄色い服を着てファイティングポーズをとる男性。それはかつてのアクションスターであるブルース・リーと同じく古典的な武術アクションを使い、ブルース・リーの個人特徴を反映し、肖像権の侵害と認定される可能性がある。また、その商標「真功夫」も一般の人々からみれば、ブルース・リー本人と関連付けされやすい。


 このため、真功夫がブルース・リーの肖像権に侵害と認定され、敗訴するリスクがあると思われる。しかし、一部の弁護士は、真功夫の商標も5年以上登録が認められ、商標権がより安定しており、シャノン・リーさんが訴訟を通じて真功夫の商標を無効と裁定することは非常に困難であることも示している。


出所:https://s.r.sn.cn/xvYSYF


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