コラム

「ハーグ協定」「マラケシュ条約」中国最新状況


 2022年5月5日、「意匠の国際登録に関するハーグ協定」(以下「ハーグ協定」と略称)が中国で発効した初日、49社の中国企業が108件の意匠国際出願を提出した。また、その後も出願件数は日々増加傾向にあり、中国企業がハーグ協定を積極的に活用して世界の市場規模を広げり、中国企業の知的財産保護の意識も高まっていることが伺える。


 同日、「盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約」(以下「マラケシュ条約」と略称)が中国で正式に発効した。これは著作権等管理事業のマイルストーンだけでなく、著作権が文化の普及に寄与する新しい起点となる。また、 これに伴い 、視覚障害者の生活により潤いを与え、教育を受ける権利を保障することも期待している。


 「ハーグ協定」及び「マラケシュ条約」の発効は、中国経済の発展にとって重要な意義を持ち、中国が世界の知的財産権保護に新たな一歩を踏み出したことが判明した。


出典:国家知識産権局(https://www.cnipa.gov.cn/art/2022/5/18/art_53_175643.html)

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